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野沢菜(ノザワナ)の育て方 初心者でも上手に栽培する方法は「秋」




家庭菜園で初めて野沢菜(ノザワナ)を畑栽培やプランター(コンテナ・鉢)栽培される初心者の方に種をまく時期、間引き、追肥の与え方、害虫対策、収穫までを写真やイラストを使って、なるべくわかりやすく紹介していきます。

1. 野沢菜(ノザワナ)の特徴

信州の代表的な漬物「野沢菜漬」に利用する野菜として有名で、寒さに強くて丈夫な上、人気の高い漬菜野菜です。保存のために漬物にされることが多かったので「漬菜」と呼ばれるようになったそうです。

漬物以外にも煮物やいため物など、たくさんの料理に利用され、繊維が少なくて葉の部分がやわらかいのが特徴です。低温下でも丈夫に育つので家庭菜園でも人気の野菜です。

・科名:アブラナ科
・分類:葉茎類
・生育適温:18℃~20℃
・連作障害:有 1年~2年以上間隔をあける
・害虫対策:必要(アブラムシ・アオムシ対策)
・プランター(コンテナ・鉢)栽培:可能

1-1. 野沢菜を上手に育てるポイントは「秋まき」

  • 土を乾燥させないようにする。
  • 低温性なので、夏の栽培は避ける。
  • 「秋まき」して「冬どり」がおすすめ

種をまく時期は主に、春まき(3月頃)と秋まき(9月頃)の2つの時期がありますが、春まき栽培は「とう立ち」が早く、大株になりにくいので秋まき栽培がおすすめです。

また、アブラナ科の野沢菜はアブラムシなどの害虫被害が発生しやすい野菜なので、種まき後すぐに防虫ネットや寒冷紗などでトンネルを作り、防除する事で害虫被害を防ぐことができます。

2. 秋まきで野沢菜を育てる

野沢菜の栽培は、畑だけでなくプランター(コンテナ・鉢)などを利用して育てることもできます。

畑での栽培

アブラナ科の野菜を1年~2年以上栽培していない場所を選び、種まきの2週間ほど前までに、苦土石灰(100g/1㎡)あたりと、完熟牛ふん堆肥(2kg/1㎡)を施し、十分に耕したら畝(うね)を作ります。

プランター(コンテナ・鉢)栽培

市販の「野菜用培養土」を利用します。

2-1. 種まき

春まき:3月頃

秋まき:9月頃←おすすめ

比較的害虫の被害も少なく初心者の方でも育てやすいのが「秋まき(9月頃)」です。

種は”すじまき”にして、種が軽く隠れる程度に土を被せます。発芽するまでは乾燥させないように注意しましょう。1週間程度で発芽すると思います。

①条間(50㎝程度)=すじまきした種の列と列の間の距離

②株間(2~3㎝程度)=株と株の間の距離 生長とともに「間引き」という作業を行い、株間20㎝程度にします。

家庭菜園、種まき、方法

種をまく場所に棒(支柱)などを軽く押し当てて、1㎝程度のまき溝を作ってから種を撒くのがおすすめです。

2-2. プランター(コンテナ・鉢)栽培

【プランター栽培で必要なもの】

  • プランター(コンテナ・鉢):深さが30㎝以上のもの
  • 鉢底石
  • 野菜用培養土

【栽培手順】

①準備したプランター(コンテナ・鉢)の底に鉢底石を敷き詰め、野菜用培養土をウォータースペースを残しつつ入れ、底から水があふれ出る程度に十分に水を与えましょう。

ウォータースペース、プランター栽培

ウォータースペースとはプランターの上部から2㎝~3㎝の隙間部分の事です。水やりを行う際にプランターの上部から土や水が流れ出ないようにする為に必要な部分です。
②土を湿らせたら条間15㎝程度、株間2~3㎝程度になるように、まき溝を作り種をまき、軽く土を被せましょう。その後、もう一度十分に水やりを行います。

2-3. 水やりのポイント

種をまいたら水やりを行うのですが、大切なポイントが2つあります。

  1. ジョウロで水やりを行う場合は、ジョウロの口(ハス)の部分は上向きにしシャワー状になるように、やさしく水やりを行いましょう。
  2. 秋まきの場合の水やりの目安は、発芽するまでは、朝1回と夕方1回行い、発芽後は朝1回のみで、天気が良く気温が高い日などは夕方にも1回の水やりを行うイメージです。

2-4.  水やりの2つの失敗談

初めて野菜作りをされる方に多い失敗の一つとも言われているのが「水やり」だそうです。恥ずかしながら私も、家庭菜園1年目の時に、水やりで失敗した経験があるので、上記の「水やりのポイント1・2」をもとに紹介させて頂きます。

家庭菜園、野菜、失敗

①種まき後にジョウロを使って、「ボトボト、ジャバジャバ」何も考えずに勢いよく水やりを行った。結果、種が流れ出てしまい、種をまいたはずの場所とは違う場所から発芽し条間などがバラバラになってしまいました。

そのため、水やりを行う際は、ジョウロの口(ハス)部分を上に向けやさしく水やりを行う事で、種が流れ出てしまうのを防ぐ事ができます。

水やり

②水やりの目安についても同じく、初めて野菜作りをした時の私の考えていたこと「水は与えれば与えるほど良い」と思っていました。そのため、朝1回、夕方1回の水やりをたっぷりと行い、休みの時には昼間にも1回の水やりを行っていました。結果、収穫までは程遠く「根腐れ」と思われる原因で腐らせてしまいました。

そのため、水やりの目安は過保護になりすぎないように「ほどほどに」が大切と言えます。土の表面が乾いてるように見えても、土の中は湿っている状態であれば大丈夫!だという事です。

2-5. 間引きのタイミング

生長とともに間引きを行います。間引きのタイミングは全体の発芽がそろった頃に1回目の間引き(株間2㎝~3㎝)を行います。

2回目の間引きは本葉が4枚~5枚くらいになる頃に行います。

畑での栽培の場合は最終株間を15㎝~20㎝程度にしましょう。

プランター栽培の場合は最終株間を15㎝程度にしましょう。

株間、家庭菜園

【間引き作業のポイント】

  • 葉と葉が重なり合っている箇所
  • 混み合っている箇所
  • 元気のなさそうな株などを中心に引き抜いてしまいます。

間引きした苗も、もちろん食べる事ができるので捨てずに美味しく頂きましょう。

2-6.  追肥(肥料)のタイミング

畑栽培でもプランター栽培でも目安として種まきから20日後と40日後に化成肥料を追肥します。

肥料の量が多すぎると逆に、株の成長が弱くなったり、肥料やけの原因にもなるので与えすぎは良くないので注意が必要です。

3. 野沢菜の害虫対策

野沢菜の栽培で多い害虫被害はアブラムシとアオムシによる被害です。そのため種まき後は防虫ネットや寒冷紗を利用して対策をする必要があります。

野沢菜(ノザワナ)の育て方、害虫対策

草丈が50㎝~60㎝程度になったら収穫しましょう。
寒い時期の霜に2回~3回当てると、さらに美味しくなります。また、収穫が遅くなると硬くなるので早めの収穫を心がけてください。
野沢菜(ノザワナ)の育て方




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