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嗅覚と認知症の関係 嗅覚が衰えると食欲がなくなる?!




人は誰しもに嗅覚があり、においを感知する「においセンサー」があります。20代をピークに衰えていき、その衰えに気づきにくいとも言われます。

においが多少わからなくても日常生活に大きな支障はないと思われがちですが、嗅覚には脳の感情や記憶をつかさどる部位と深い関係があり、脳の老化に影響を与えるという事が分かってきました。

1. 嗅覚は必要な感覚

嗅覚は人間が持つ五感の一つで、ほとんどの方が意識することなく生活の中にある「におい」を感じている感覚だと思います。

においの成分が鼻の中に入ってくると嗅細胞、いわゆる「においセンサー」です。このにおいセンサーが感知して、その信号が脳に送られてにおいを感じる事ができます。これが「嗅覚」です。人や動物を含めた生き物は嗅覚によって「美味しそうなにおい」や「腐ったにおい」を判断しています。

2. 嗅覚が衰えるとどうなるの?

嗅覚の衰えによる主な症状

  • 食事が美味しく感じずに食欲不振になる
  • 昼夜の時間感覚が狂う
  • 覇気がなくなる

嗅覚が衰えると、これらの状態に陥りやすくなります。

食欲不振が原因で「栄養不足」になったり、外出するなどの行動力も減少傾向になるといわれ、引きこもりがちになってしまい、うつ状態になる事もあるそうです。

においを感知する「においセンサー」やその刺激を脳に伝える神経ネットワークは20代をピークに衰えていき、また衰えた事に気づきにくいのも特徴です。

3. 嗅覚を自分でチェック

嗅覚の異常を見逃さないためには、カレーなどの「特徴のあるにおい」で自分でチェックする事もできます。また、嗅覚の老化予防・改善には日常生活の中で「何のにおいなのか?」を意識してかぐ事で効果が期待できるといわれます。

3-1. 意識して「におい」をかぐ

嗅覚の衰えを予防・改善するには、日常生活の中で「何のにおいなのか?」を意識してかぐ習慣をつけるようにする。「においセンサー」や、嗅覚から刺激が伝わる「脳内ネットワーク」の回復が期待できると考えられているそうです。

3-2. アロマを楽しむ時間を

アロマを利用して香りを楽しみながら嗅覚を改善します。ドイツのある研究では4種類の香りを、何のにおいなのか確認しながら1日2回、15秒程度かぐと嗅覚の回復に効果があるとされ、治療に用いられています。

3-3. 嗅覚を自己チェック

嗅覚の衰えを自分でチェックするには、まず、においが分かりやすいカレーや、ミントなどの特徴が強いものをかいで確認する事がおすすめです。また趣味のガーデニングで育てた花のにおいや、コーヒーの香りをかぐのもおすすめです。気になる症状がある場合は耳鼻咽喉科で受診・相談しましょう。

4. 嗅覚とアルツハイマー型認知症の関係

日本の認知症患者に最も多いといわれる「アルツハイマー型認知症」では、脳の中にある海馬という部位が萎縮して記憶障害が起こります。ですが、それより前に鼻の奥にある嗅覚神経がダメージを受ける事が分かってきました。

アルツハイマー型認知症では、嗅覚神経の障害を起こした後に、記憶障害を起こすようになります。早い段階で気づく事で認知症の早期発見、治療ができる可能性があります。

5. まとめ

嗅覚を鍛えるには、積極的ににおいをかぐ事です。毎日、朝と夜に30秒ずつにおいをかぐ事で、3ヶ月でにおいの働きが良くなった、という研究もあります。

・「何のにおいか分からない」のは「脳の老化が始まっている」という可能性があります。においに鈍くなってきたら、早めに病院に行き、受診、相談されることを検討してみてください。



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